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国内外で発信されている美と健康に関する情報を紹介していきます。

独立行政法人「国民生活センター」で得られる情報が面白い

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国民生活センターは、消費者の世の中の商品に関する素朴な疑問に答えてくれたり、重大な問題へと発展しかねない商品に関して警鐘を鳴してくれています。

調査研究の結果を行い、その結果を報告しているので、困ったときに頼りがいがあります。また中央省庁とも情報を連携している機関です。

そんな国民生活センター。意外と知名度が低そうなので、こちらでご紹介。

私の場合、美容関係等で気になる商品があると、こちらを覗きにいきます。暇つぶしにも最適。興味深いサイトです。

 

国民生活センターは、国民生活の安定及び向上に寄与するため、総合的見地から、国民生活に関する情報の提供及び調査研究を行うとともに、重要消費者紛争について法による解決のための手続を実施しています。(国民生活センターより)

 

ということで、

「こんなことも載ってるのね」と思った商品テスト結果、事例ランキング7選!

第7位 ニトリのこたつ布団、詰め物が表示と異なっていた件

調査依頼者はニトリより交換・返金を受け、会社からも社告が出ている。「ポリエステル100%」の表示が本当は「ポリエステル89.3% 羊毛8.2% ポリプロピレン2.5%」だったらしい。というか、依頼者もよく買って気づくなというレベル。

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第6位 えごま油、本当にえごま油なのか調べてほしい件

えごま油のダイエット等、メディアで一時話題になりました。消費者からは「これほんとにえごま油?」という声が多いそうです。実際に20ブランド調査をし、1つはエゴマ油と言えない成分比率だったとのこと。これ、ニュースになっていたみたいですが、ブランド名は伏せられていたらしい。レポートを見ると菅野房吉商店の荏胡麻油と書いてありますので、ご注意を。しかも値段見ると他より高め。

更に、関連性が不明瞭な疾病の予防等がうたわれているそうです。そもそもえごま油なんてわざわざ買う必要ないような・・・。

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第5位 突然動き出した電気掃除機

これ、報告書のタイトルそのまんまなんですけど、タイトルのネーミングセンスがホラーのようですね。既に販売が終了している掃除機みたいです。こんなことまで調査してくれるなんて、乙女心がくすぐられます。

 

第4位 キャンドルブッシュを含む健康茶はただの下剤だった件 

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「おなかがスッキリするという植物を含む茶葉を購入し飲んでいたところ、効果があり過ぎる」という健康茶に関する相談が寄せられた。

それもそのはずですね。センノシドという成分がすべてに配合されており、2,3杯飲むと医療用医薬品と同程度の量だそうです・・・。更には下剤じゃないと明記している業者もあったそう。一発屋的に注目を浴びる健康食品は気をつけた方が良さそうです。

 

第3位 マスクの効果はどのくらい信用したら良いかという件

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99%遮断と書いてあるが、基本的にそのようなマスクは存在しなかったそう。また、そもそもマスクの横側から息が漏れるわけだし、インフルエンザなどをシャットアウトするのは無理という話。(当たり前だけど)

また、マスクの価格とその品質の相関性はなかったとのこと。詳しいブランド等の情報はこちら

 

第2位 ゲルマニウム使用のブレスレットはやはり効果がない件

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肩こりの解消等とうたっているが、ゲルマニウムがそのような効果をもたらす点に科学的な論拠がない。さらに、そもそもブレスレット自体にゲルマニウムを含有していない商品もあり、もはやめちゃくちゃだ・・・。

 

第1位 催眠商法で泥だんごを買った件 

「公民館で植木市。軍手4つ10円(65歳以上女性優先)」などと書かれたチラシが自宅のポストに入っていた。会場で軍手を買ったところ、販売員が泥だんごのような物を出し、「社長が山形県で取ってきた岩石に、硫黄を混ぜた。風呂に入れると硫黄が出て腰痛に効く。18万円のところを、今日支払えば10個で2万円!」と言った。横にいた2人の若い女性が買ったので、釣られて買ってしまった。公民館だったので信用したが、効果がなかったので解約したい。領収書をくれなかったので業者の連絡先が分からないし、今思うと、2人の女性はサクラだったのではないか。(80歳代 女性)

メールマガジンではこのような事例についても紹介されています。「植木市、軍手」からの「泥だんご」とは一体どんな状況なのか全く分かりません。確かに公民館という場所だし、信頼してしまう気持ちもわかります。

世の中こんな商売もあるのかと思うと悲しくなりますね・・・。

 

 

以上、国民生活センターの紹介でした。

これからも気になる美容・健康に関わる商品については、こちらのサイトの情報を参考にさせて頂きます。 

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